とらぬたぬきの皮算用

普段のなんでもないことも、技術的なことも、趣味のことも書いてしまう雑食です。

アプリ内課金について

iPhoneのアプリ内課金について調べてた。

詳しいことはこちらへ。
アプリ内課金プログラミングガイド

アプリ本体は無料で配布し、中のコンテンツごとに課金をさせる仕組みですが、その配布方法には結構な選択肢がある模様。

  • 消耗型課金( 一度だけ使えるコンテンツやアイテムの配布)
  • 非消耗型課金(一度購入したら、ずっと使える。アプリを削除しても、再度インストールしてまた無料でDL可能)
  • 定期購読型課金(一定期間機能を開放するといったような、課金。フィーチャーフォンなどでよく使われてる月額課金みたいな)

定期購読は最近導入された仕組みだけど、まだまだ普及してないなー。

と、ここまではお金を取る部分の仕組みでした。

続いて、その課金された機能の配布の仕組みについて。

  • 組み込み型(予めDLしたアプリにその機能を含めておき、課金されたら機能を開放する)
  • サーバー配信型(課金されたらサーバーよりコンテンツをDLし、機能を追加する)

このドキュメントを調べるまでは、てっきり後者のサーバー配信型しかないと思っていたわけですが。。
サーバーを用意せずとも、Appleとアプリケーションの間で十分、予め機能が組み込まれているアプリの機能開放ができそう。

サーバー運用はデベロッパーに任されているので、個人向けでこのサーバー配信型で(手軽に)課金しようとするとどこかのASPサービスを借りることになり、ちょっとコストがかさむわけですが、組み込みにしちゃえば万事解決でした。


とはいえ、ここで課題となってくるのは、アプリ内に予め組み込んでおくコンテンツとバイナリをあわせて20MBを超えてしまうようなら、wi-fiを使用してアプリをDLすることになり、ほんのちょっとだけアプリDLの敷居が高くなってしまう。

組み込み型でアプリ内課金をするのであれば、可能なかぎりアプリ容量を20MB未満に抑えたいところ。

NavigationBarのBackButtonは制御不能?

調べに調べていたのですが、とうとうできないと決断を下したこのお題。

navigationControllerでviewcontrollerをpushすると勝手に追加される左上のbackbutton。
バックボタンが押されてから、なんらかの処理を加えてviewControllerをpopしようと試行錯誤していたわけですが、どうやらあのボタンの制御はできず、勝手にviewControllerのpopを黙々とやってしまうものらしい。

もし、バックボタンが押されたあとの処理を加えるとなれば、自前であのバックボタン風な画像をつくって、偽装するしかなさそうだ。 階層式のビューでアプリを構成していくなら、なにもこんなことをしなくてもよさそうだけど、ビューを自由に行き来させて、かつ管理させるには、この手しかなさそう。

もし、他の手というか、制御する方法をご存じの方は教えていただければと思いますー。

トルコ料理「ザクロ」

この前の日曜日、酒造りのメンバーとともに皇居ランをして、その後に行ったトルコ料理屋がかなり印象的だった。


レストラン ザクロ

食べログ レストラン ザクロ


お店の中はこんな感じ。

内装はテントの中っぽい感じで、もはやテーブルという概念すら無く、板が床においてあり、そのテーブルの周りに座布団達。そして、変わった店員さん。

くるなり、早々、男は帰れーだの、お嬢ちゃんかわいいーだのお調子者風でしたw

そして、頼んだのは「飲みきれない、食べきれないコース」。
飲みきれないについては、飲み放題のことだろうけど、食べきれないコースは終わった今でもよくわかってないw
予約したテーブルに座るや否や、次々と盛りだくさんの料理が運ばれてくる。
コース自体は全部で何品なのかさえわからない。

ただのサラダ、ピクルス、ラザニア、カレー、ナン、イラン米、マトン、鳥肉、アイス、クッキー、、、なんだかいろいろ出てきた。それに加えて、店員さんが気まぐれ?でフライパンから客に料理を配る。
本当に食べきれなかった。


補足しておくと、料理はうまかった!

夜になるにつれて、お客さんもいっぱい入ってた。


それからそれから、3人以上で食べきれないコースを頼むと水タバコ(シーシャ)を体験させてもらえた。

初体験ですよー。チョコミント?の味だったような。
あんまり体に害がないだろうと、結構吸ってしまった。。
帰って、水タバコについて調べてみると、完全無害ではないそうなw
タバコの葉を水で濾過してるから、害が少ないといった言い回しの方がただしそうでした。
でも、面白いし、良い香りだし、一台欲しい。


2時間の食べきれないコースが終わり、とっとと帰れよー。と店員さんに言われたものの、土曜日の20時からはウズベキスタンのダンスが見られるとかで、着席のまま見せていただくことに。
と、見物客だと思い込んでみていた訳ですが、いつの間にか会場は大盛り上がり、全員スタンディングで踊るというなんとも日本の居酒屋では奇妙な光景にw 店員さんに服を脱がされたり、なんだりしてたが、みんなのりが良くて面白かった!

定期的に行くとしても、その盛り上がり具合に体が持たないので3ヶ月に一回くらいは行きたいなー。
あと、行くなら同性同士で行った方が、オススメ。彼氏彼女と行くのは、ちょっとはばかられる。

社会起業家について

この前の記事で社会起業家の本をご紹介しました。


過去にはtwitterでひたすら社会起業家について雑念をつぶやきつづけました。


社会起業家たちが出席するセミナーにも参加してみました。


気になったので、結構調べまくりました。社会起業家ってなんなのか。
あまりに調べすぎて、周りの人からは社会起業家になりたいのかと問われることもあった。
が、別に社会起業家なりたいわけではないwと、ここで否定させていただきます。


社会起業家とはなんなのか。。。

  • 自分から名乗る属性ではない

結局のところ、この肩書きを自分から名乗る人は全く持って、社会起業家ではない。ということ。
一般的に社会起業家と呼称されている人たちは自分が社会起業家だと思って仕事をしていない。
自分から社会起業家だと名乗り、日々活動している人は、どこかその属性を助けにしてビジネスをしているんじゃないかと(NPOや助成金をもらうときにもひょっとしたらその肩書きは強みになるのかもしれない)。
社会的問題の解決(もちろん一般の営利企業だって社会問題の解決はしていますが。。。)というちょっとお金になりにくいビジネスに取り組んでいると、どうしても利益が上がらない。 儲かりにくい。
そんなときに、儲かってないけど、私は社会起業家だから。みたいな言い訳にその属性が使われているんじゃないだろうか。

  • 社会的問題の解決

ここはちょっと難しいところだと思うのですが、先ほどにも書いたようにどの企業も少なからず社会的問題を解決するようなビジネスを行っている。家が探しやすいように不動産仲介業者がいるわけだし、誰もがインターネット情報にアクセスできるようにプロバイダがいるように。
ただ、社会起業家と呼ばれる人たちは、もうちょっと人に身近な社会的問題。ニートを救済、経済的困難な状況を迎えている国の人たちに大しての雇用の充実などなど。の解決をしている。自分の行っているビジネスと人との距離が近く、かつその人たちが困っている事柄に対して、積極的にアプローチしていく人たちが社会起業家のお仕事であり役割なのではないだろうか。

  • 利益の再分配

自分ではあまり納得がいってない所ではあるのですが、NPOであれば特に、利益に応じて社員にボーナスを出すようなことは認められておらず、その利益を社会に再分配するということが求められている。そのかわり、社員の給与は別に高くても問題ないんだけど。。。 利益を再分配するからって、社会起業なのかはわからないが、そういうもんらしい。



なんかもやっとした〆になってしまったのですが、結局のところ社会起業家とは、自分で名乗るものではなく、社会的問題に目を付け、起業をして一生懸命仕事をしてたら、いつの間にかいろんな人たちを助けるような仕事ができてたと、気づいた人たちなんではなかろうか。それも、自分で気がつくのではなく、周りの人からカテゴライズされて始めて、社会起業家となりうる。 それ以外の条件で、社会起業家だと名乗る人たちは、どちらかというと利己主義な香りがしてしまう。


あくまで、僕の中での結論です。

人を助けて仕事を創る

夜遅くまで仕事をしていると、書けるネタも少ない!
とのことで、今日も本をご紹介。


人を助けて仕事を創る 社会起業家の教科書

人を助けて仕事を創る 社会起業家の教科書


社会起業を目指す人、興味のある人に向けた本です。
”社会”起業ってなんなんだと、ずっと引っかかっていたのです。
起業なら分かるけど、そこになんで合えて”社会”という言葉をくっつけるのか。
そもそも、社会起業家と起業家の違いって何なのよ。
ってことを、日々悶々と考えて、twitterでつぶやきまくってたら、とある方からオススメされた本ですw


書いてあること自体は、事業を起こそうと考えてから、創業準備、創業からある程度事業が起動に乗るまでの心構えみたいなことが書いてあります。それも筆者自身の社会起業家になるための経験談に基づいて書かれているため、最初から財務や事業の考え方についてもとてもわかりやすいし、具体的。

この本を読み終える頃に、一つの大まかな流れがわかるとともに、社会起業家とはなんぞやということが理解できてくると思います。 (ベースはNPO法人のお話)


また、社会起業自体に興味は無くても、起業というところに関しては共通項目が多いように感じました。
事業を新たに始めるという点では、社会起業を目指していない起業家も読んでいて面白いと思いますよ!

私の買った本は知り合いに貸してしまったので、しばらく読めないんだなー。。。

Interface Builderとの決別

iPhone向けアプリを作ろうとするとき、InterfaceBuilder(以下、IB)を使わずに作りたいという人も少なくないはず。


一番単純にそれを実現するにはXcodeの作成からwindow-based applicationを選べば言い訳ですが、それだけだと実はwindowのファイルがまだ残ってる。MainWindow.xibってやつ。
このファイルがいる限り、完全にInterfaceBuilderとの決別とはならないようで。。。


では、どうするかというと。。。

  1. MainWindow.xibをプロジェクトから削除
  2. info.plistの項目からMain nib file base nameを削除
  3. main.mを編集

//int retVal = UIApplicationMain(argc, argv, nil, nil );
int retVal = UIApplicationMain(argc, argv, nil, @"hogeAppDelegate");

  1. hogeAppDelegate.mでUIWindowを作る

- (void)applicationDidFinishLaunching:(UIApplication*)application {
// この2行を追加
CGRect frame = [[UIScreen mainScreen] bounds];
window = [[UIWindow alloc] initWithFrame:frame];
}

でOK!
上記の手順を行うことで、MainWindow.xibを読み込まなくなり、かつ起動時にWindowが生成されるようになるんだとさ!
xibファイルを読み込んでいるときよりも、上記手順を踏んだときの方が、起動も若干早くなるとかならないとか。

どちらにしても、UIKitだけでコーディングするなら、消してしまった方がいいかも。

ザッポス伝説

自分の読んだ本をご紹介。

  • ザッポス伝説

iPhoneの電子書籍カテゴリにアップされており、twitterでも話題にあがっていたこともあり、この本を手に取ることにしました。そもそも、ザッポス自体がなんなのか、よくわかってなかったのですが、最近amazonに相当な時価総額で買収された靴専門のインターネットショップだそうで。 そのECサービスがいかにして生まれたのかを、ザッポスの経営者が人生の最初から、現在までのバックグラウンドも説明しながら、物語が進んでいきます。

ビジネス書というよりも、著者であるトニーの自叙伝に近い話。それに口語体でくだけた文章に和訳されているので、ビジネスのことについても知らない人にも自然と頭に文章が入ってくるような本です。難しい専門用語も出てこないですし。

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

この書籍を読むと、第一に印象に残るのは、企業文化の話。 トニーが起業を通して、どのような企業文化を気づいていくのかが綴られています。
また、違った目線で行くと成功者の生活もところどころ覗けたり。
成し遂げたことは素晴らしいことですが、それがいかにも当たり前かのごとく書かれていたりするのも、なんだかこの本を身近に感じられる所以なのかもしれません。

ザッポスという企業を知らない方でも、ビジネスに興味がある方にもオススメですよー。
(本の中ではビジョナリーカンパニーの言葉が結構引用されます。 トニーにとって、その考えが企業文化に対して強い影響を与えたのかもしれません。)