とらぬたぬきの皮算用

普段のなんでもないことも、技術的なことも、趣味のことも書いてしまう雑食です。

チェーンを綺麗サッパリ洗ってみる

去年の今頃に買ったGIANTのEscape R3.1ですが、そろそろチェーンが汚れてきたので一気にクリーニングしてやろう!ってことで、やってみましたよ。Do It Yourself.


本当は、チェーンクリーナーでも買ってきて、手軽に洗浄してしまおうかと思っていたのですが。。。
チェーン洗浄のススメというページを見つけてしまいました。

チェーンクリーナーは確かにコスト高。
でも、チェーンを取り外して、洗浄して、もとに戻すのだって面倒。

この、ミッシングリンクとやらを使って、初回の作業以降、チェーンの着脱を手でワンタッチできれば、綺麗にチェーンを洗えるし、低コストで洗浄できる!ってことで、採用してみました。


が、チェーン周りはドノーマルのEscapeR3.1。
ってことで、ミッシングリンクはどのサイズが適切なのかを調査。調査。

このチャリ自体は3x8段のギアですが、上記ページに紹介されているミッシングリンクを買っても合わないのです。。。
と、ゴリっと調べていると、どうやらこちらの商品がサイズぴったりということで、ポチっと。

KMC 7スピード用ミッシングリンク CL573R 2セット入 NP

KMC 7スピード用ミッシングリンク CL573R 2セット入 NP

商品自体は7段用のものですが、EscapeR3.1 or R3に最初から使われているチェーンにはぴったりの模様。 私のEscapeには無事取り付けられたので、多分間違いない。


ということで、今回チェーン洗浄およびチェーンのミッシングリンク化を行うに際して用意したアイテムはこちら!!


また、メンテナンススタンドは合ったほうがやっぱり便利だったりするので、こちらも用意しておいたほうがいいかも。。
そんなわけで、道具も整え終えれば、いざ洗浄開始です!

いやー、汚いですね。正直、使われているチェーンの種類が読み取れないほど、汚かった。
ここからどれくらいきれいになるものか、楽しみだったりします。


まずはチェーンを切る!


アマゾンである程度安くて、レビューも問題ないであろうチェーンカッターを購入。
滅多なことでチェーンを切ることはないだろうから、1000円ちょっとのモノで十分でしょう。
ただし、あまり頑丈には作られていないと覚悟して、慎重に使うように。。。
特に、チェーンのピンを抜く矢がピンの軸を捉えるようにしっかりと狙い撃ち。

チェーンは2箇所、切るわけですが、きちんと切る場所が決まっているので、ご注意を。
(チェーン洗浄のススメを参照してくださいw)

チェーンを洗う!


参考にしたブログでは、ミッシングリンクの取り付けをしていますが、最後にやればいいだろうってことで、汚れたチェーンをペットボトルに入れて、ディグリーザー漬けにします。 液を注入している時から、既にドロドロの黒い液に変化していく。。。
よっぽど汚れてたんですねー。
適度にシェイクして、その後10分ほど放置。 というより、以下の作業が終わるまで放置。

ギア周りを洗う!


チェーンを放置している間に、ギア周りも洗浄しておきます。
前輪、後輪のギアをまんべんなく。 チェーンの汚れもそうですが、このギア周りの汚れもきちんと落として置く必要がありますよね。
ディグリーザーを使いながら、ドバドバと洗い、水でさっぱりと流して、ドライヤーで即乾燥。
参考にしたブログでは水洗いしちゃいけないと書いてありましたが、ディグリーザーには水洗いしてくれと書かれており、とりあえずディグリーザーを信じることにw
うむ。すげく綺麗になった。

チェーン及びミッシングリンクの取り付け


チェーン、ギアの洗浄が終わったら、チェーンを元通りに戻します。
この時点で、切ってしまったチェーンの両端にミッシングリンクを取り付け。
これによって、チェーンを手で簡単に着脱できるようになります。
今回以降の洗浄にかかる時間コストはこれでグッと下がるはず。

注油!

参考にしたブログと同じ作業しかしてないので、写真は割愛。
チェーンのそれぞれのコマに注油を行った後に、とりあえず自転車のギア全てを網羅するように空運転。
実際に乗ってみなきゃ分からないけど、だいぶ軽快な感じはする!

メンテ完了!


ということで、以上でチェーン洗浄が終了。
Before,Afterすると綺麗になったことが、一目瞭然でした。

ここまで綺麗になると、気分爽快ですね!
自転車を漕いでいて、少しチェーンの音が気になってきたら、チェーン洗浄をしてみてもいいかも。
早く漕ぎ出したいものです。

参考出展

ということで、今回使ったアイテムをご紹介。
やってみると、意外と簡単なので、今までチャリをいじったことが無いって人でもできるんじゃないでしょうか。

  • チェーンオイル


漕いでいるときの静かさや円滑さが他のフィニッシュラインのオイルよりも優れている模様。
雨ですぐに落ちちゃうかもしれないのは、やや心配ですが、ひとまずこれを使ってみます。

KMC 7スピード用ミッシングリンク CL573R 2セット入 NP

KMC 7スピード用ミッシングリンク CL573R 2セット入 NP


この記事最初のほうで紹介しましたが、Escape R3.1デフォルトのチェーンをお使いの方は、こちらのサイズがぴったりです。

  • チェーンカッター

SAGISAKA(サギサカ) チェーン切工具 HG/UG兼用タイプ 30800

SAGISAKA(サギサカ) チェーン切工具 HG/UG兼用タイプ 30800


シマノの上等そうなチェーンカッターもありますが、あまり頻繁に使わないなら、こちらでもよろしいかと。
問題なく使えましたよ!

  • ディグリーザー

FINISH LINE(フィニッシュライン) シトラスバイオソルベントディグリーザー 360ml エアーゾール TOS07900

FINISH LINE(フィニッシュライン) シトラスバイオソルベントディグリーザー 360ml エアーゾール TOS07900


本当は液体タイプのほうがいいんでしょうが、今回はこちらを購入。 浸す系の作業にはちょっと不向きですが、ギアの洗浄はかなりやりやすかった。 もうどっちも買ったほうがやりやすいかも。

  • メンテナンススタンド

MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド DS-30BLT

MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド DS-30BLT


チェーンに限らず、どんなことをするにもやっぱりメンテナンススタンドは必要かと。
これを買ってからはかなり作業がやりやすくなった。
一人で作業しても困ることはないでしょう。。。

おわりに

やっぱりDIYは面白いですね。パンクの修理も、チェーンのメンテナンスも然り。 ここらへんのメンテナンス系は自転車屋さんにお任せせず、自分でできるようになると、自転車に乗るのもグッと楽しくなるかもしれません。
まだ、ブレーキ系のメンテナンスができないので、今度はそこら辺を課題にしますかねー。